ボトルはスクリューと繰入ホイールによって送られます。機械本体に入ったボトルは、ネック部分を掴まれます。ネックグリッパーは高性能ポリマー製で、長時間にわたる作業中もガラス瓶を傷めません。ボトルは持ち上げられ反転され、固定ノズルが瓶口に入り、リンシングが始まります。リンシング時間は洗浄剤により異なります。液体の洗浄剤の場合はリンシング時間は短く（液体の方が有効）、次に排水されます。排水後ボトルは元の位置に戻り、この間最後の水滴も排出されます。ボトルは繰出スターホイールに送られ、放出コンベアに取り込まれます。

掃除：通液部全体、配管と充填注ぎ口のワインの完全な排水。CIPシステム

不活性ガス：充填前に不活性ガスを注入できる。このペリエのテクノロジーでワインの酸化を防ぐ。

ペリエ独自の、瓶を掴む方法によりノズルと瓶口が完璧に整列します。特殊な形の瓶も例外ではありません（例えば瓶口が傾斜している瓶）。この設計上の特徴により、ノズルは瓶口と接触することがないので、瓶口が破損するリスクが大幅に軽減しました。すべてのボトルは管理され、もし放出の際に瓶が確認されなければ機械は止まり、警告が出ます。どの充填機でも、《ノーカン・ノーフィル》の機能がついています。

ペリエの機械は、厳しい設計基準もさることながら、めざすアプリケーションのために最良の材料を厳選し、高品質を実現しています。さらに最新製法で、部品の交差は非常に正確です。社員は社内で長年の機械製造の経験があり、ペリエブランドの高品質を担っていることを誇りとしています。

ワイン製造は数千年の歳月をかけて完成されました。ブドウを栽培し、それをワインという貴重な飲み物にするには多大な努力を必要とします。ワインの瓶詰行程は、ワイン生産者の仕事への愛の結実といえます。ペリエは世界中の著名なワイナリーと50年以上の取引経験があり、ワインを尊重し、丁寧に扱います。最終製品のワインが常に最良の品質となるように、ペリエの機械の大部分は特許取得済みです。